2009年03月10日

私立ゴスペル学園 1話「マロンチックな恋はグラッチェ」の巻(2)

ワタシがseki先輩と最初に話したのは去年の夏休み。

あの頃は、1年のくせにいきなりレギュラー指名されちゃったもんだから、先輩ともみんなともギクシャクしちゃって、もうバスケ部辞めようかと思ってたんだ。

あの日も朝練終わりで一人になりたくなって、屋上の秘密の場所でぼーっとしてたら…。

「おっ!マイコじゃん」

驚いて振り向くといつの間にかseki先輩が立ってた。
それにしてもロクに話したことないのにいきなり下の名前呼ぶなんてむかっ(怒り)
でも、野球部で生徒会長もやってるユースケ先輩はいっつも誰かと一緒にいるのに、どうして一人で屋上に?

「珍しいな、マイコが屋上来るなんて」

「は、はい…」珍しいのはオマエだ〜!

「女バスの期待の星が練習サボってちゃマズいんじゃないのー」

とか言って、くしゃっと笑った。

「先輩こそどうしてこんなところに?」

「ん?あぁ…ここさ、魔法の場所なんだぜ。何かヤなことがあった時にほら、こうやって寝転んでみろよ。空に落ちて行くみたいでぜーんぶ忘れられるんだ。マイコもやってみ」

そんなふうにseki先輩はワタシの涙を見ないふりして、しばらく一人で喋ってくれてた。

確かにあそこは魔法の場所なのかもしれない。あれ以来ワタシには解けない魔法がかけられちゃったみたいだ。。

あ〜ぁ、いっこしか年違わないのになんであんなに大人なんだろう。バレンタインとか、ぜっったいチョコ貰いまくるんだろうなームリだなードサクサに紛れて義理チョコっぽく渡そっかなー。でも好きだってバレちゃうかも?いや、バレていいのか?告らない告ります告る告るとき告れば…告れ。って、きゃ〜もうラ行五段活用のバカぁ!

あっ、もう!それに引きかえあのマサはまたみゆき先輩にデレデレしてる!
わかりやすすぎ!ほんっとガキなんだから!
posted by rock'n'roll cowboys at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | mitsu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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