2009年03月12日

私立ゴスペル学園 1話「マロンチックな恋はグラッチェ」の巻(3)

seki先輩とiron先輩は同中で、地元も近い。そっちでも結構有名人みたいだ。みゆき先輩は体があんま強くないからiron先輩が気遣ってるのは凄いわかって・・・。たまにみゆき先輩のカバンとかiron先輩持ってるしさ。ベースもかなりうまくてビリーシーンの完コピ出来るんだって・・・。ダディとかコロラドとか弾けちゃうらしく・・・。


「で?」


溶かしたチョコをかしゃかしゃとかき混ぜながらマイコがつまんなそうに言った。


「でって・・・別に」

「あんた昔からそおよね。なんか踏み出せない言い訳大好きじゃん」


椅子に逆向きに跨って僕は息をついた。


「いやそういうんじゃなくてさ・・・」

「アタシはさ、見てるだけとかはパス。自己満じゃん?」

「いや俺のはマイコとは違うよ」

「ふーん。別にどーでもいいけどさ」


僕はマイコの溶かした甘く香ばしいチョコの匂いを嗅ぎながらiron先輩がseki先輩と昔殴り合いをしたことがあるという話を思い出していた。


それは一粒のマロングラッセから始まった。

先輩達が中二の時の話しだ。


(つづく)
posted by rock'n'roll cowboys at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | masa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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